資産運用の期間はどのくらい?
資産運用の期間はどのくらいで考えるべきかというと、基本は長期的な目で考えてもらうのが、より安定したリターンを得るために必要な考え方になってきます。
ただ、人によって長期といっても5年くらいと考える人や、10年くらいと考える人もいますし、20年と思う方もいるかもしれません。
リスクというものは長期でみていただくと、短期よりも安定的になるものです。
例えば、サブプラームローン問題以降為替や株価は急激に変動し、運用をしていた人にとっては大きなマイナスになっているかと思います。
しかし、長期的な目で見ていただくと、5年後や10年後はもしかしたら世界的に景気が回復し、株価等も上昇し、保有資産がプラスになっているかもしれません。
景気や株式、為替等は一定ということはなく、必ず変動があるものなのです。
それは、日本における経済が、1990年前後のバブル崩壊、ITによる成長からのITバブル崩壊、そして、近年の日本企業の高業績からの2008年金融不況と、ここ20年弱を見てみても、好不況の波があることからもわかることだと思います。
この間、株や為替で笑った人もいれば泣いた人もいるでしょうし、笑っていた人が急に泣き出し始めたというパターンとその逆もあったでしょう。
基本的には長い目で見ていただき、ある程度利益が出たところで利益を確定してもらえればいいかと思います。
タイミング良く利益を確定してください!
資産運用の難しいところは、買うタイミングよりも売るタイミングとも言われています。
人は大体、欲があるので、利益が出ている時はもっとプラスになるかもしれないという意識が働き売るタイミングを逃してしまい、マイナスになってしまう事もあります。
プロであっても1番いい時に売る事はなかなかできないので、欲を出しすぎずに換金をするように(ときには損切りもするように)するとよいかもしれませんね。